ブラジル駐在員の書く南米事情

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ブラジル人の気質

今回はブラジル人の気質、傾向について。

 

皆さんはブラジル人と聞いてどういうイメージをするだろうか。

筆者はブラジルに来る前はなんだかブラジル人は陽気というイメージだった。

 

陽気というのはあながち間違っていない。

街中を歩いているとみんな楽しそうだし、周りの目がどうかとかじゃなくて、自分が楽しいか楽しくないかで判断すればいいという感じである。

例えばカップルは街中の人前でで普通にいちゃいちゃしているし、レストランの入り口やバス停でアツアツな人たちもいる。

また、ゲイの人も多い。普通に街中で手をつないで歩いているし、彼らとしては愛し合っているから当然であり、周りも奇異な目で見たりしない。

黄色人種だからといって差別されることもない。ブラジルにきてからそんなことは一度たりとも感じたことはない。日系人がいるからでもあろうが、さまざまな人種が入り乱れているブラジルでは差別という発想自体がないという事だと思う。

 

これらは素晴らしい所であると常々感じている。

 

ただ楽しければいいというのと同時にあまり反省をしない、謝らないという性質も傾向として持っている。

 

ブラジルは貧富の差が大きな国だが、私の会社で働いているようなブラジルでは平均以上の人たち(表現が難しいが)ですら、間違いを容易に認めないし、それで反省するという姿勢はあまり見せない。謝ると付け込まれると考えているのかもしれないが、とにかく謝らないのである。(投資銀行のようなブラジルにもいる本当のエリートはそうではないと思う)

 

ある時はミスを指摘したら、あいつの字が汚いから、という言い訳をされてさすがに笑うしかなかった。

 

結論がない投稿だが、このブラジル人の性質をどうしたら乗り越えられるかと日々考えている。ポルトガル語をもっとうまくなる必要があるかな・・